世界は私のためにある
【2010/69mins./screwball comedy】                

監督・脚本・撮影・編集 岩城武彦
STAFF 柳澤誠 中川裕幾 杉友一樹 坂井田俊
まゆの衣装 大塚千聖
CAST 渡部アキ 水谷有里 永山満 堀岡真 
久藤天音 葛上昇悟 井出直樹 倉知亜矢 国見紘弥 松島圭二郎
音楽 真崎澄生
協力 株式会社CLEO

【ストーリー】
女子高生のまゆは母親の再婚相手から性的な嫌がらせを受け家出する。
行くあてもなく繁華街をさまようまゆ。そこでふとした切っ掛けから遥という女と知り合いになる。
遥は生真面目でおとなしいまゆとは好対照な女だった。攻撃的な性格で、行動も強引で時に非常識、しかし根は優しいところもあるのか行くあてもないまゆを自宅に泊めてくれるという。
彼氏と同棲中だという遥のアパートへ行くまゆ。しかし行ってみると、そこには見知らぬ女が居た。彼氏が裏切って、別の女を引き入れていたのだ。
こうして遥も住む家を失い、女二人路頭に迷う事になる。
しかし、こんな事でめげる遥ではなかった。お金がなくても高級ホテルに泊まる方法があるとまゆにとんでもないプランを持ちかける。


【コンセプト】
二人組みの主人公が出てくる映画はしばしバディムービーと呼ばれる。
バディムービーにはよく見られるパターンがある。
・ひょんな事からコンビを組む羽目になる。
・二人の性格は好対照である。
・最初は反目するが最終的には友情が芽生える。
本作は上記のパターンをことごとく踏襲している。まさしく女の子版バディムービーである。
ジャンルとしてはコメディであるが、主人公まゆの家出の原因として義父からの性的虐待が描かれるなど、ややシビアな側面もはらんだ作品である。

Piece Maker代表者・略歴
                                                  岩城武彦(Takehiko Iwaki)

広島県出身。
大学卒業後、数年の社会人生活を経て映画学校に入学。在学中より自主制作で映画を作り始める。
2008年に「バトンタッチ」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の短編部門にノミネート、2013年に「殺人者」が全国展開でDVDセル&レンタルリリース、2014年に「狂恋」が新人監督映画祭にて招聘作品として上映、その後東京、神奈川、大阪、名古屋の四都市でレイトショー公開される。近年はTOKYO MXテレビ放映のショートドラマの監督やネット配信の映画情報番組を手掛けるなど幅広く活動している



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